踏み切り前数歩のさばき?
大阪世界陸上、女子幅跳び予選が終わりました。
池田久美子さん、残念な結果に終わりました。
踏み切り前の数歩の動きについて思うことを少し。
彼女は”4歩の足のさばき”と表現しています。
人によっては6歩だったり3歩だったり、それぞれでしょうが。
みなさんそれぞれイメージがあるでしょうが、それを意識して動作しているうちはまだまだということです。
無意識のうちにイメージどおりの動きができているのが理想です。
じゃぁどうすればそうなるのか。
それがリズムといわれているものだと思います。
リズムは人によって違います。
カール・ルイスのリズム
パウエルのリズム
臼井純一のリズム
エミアンのリズム
# 1980年代の選手ばかりですいません
みなそれぞれがそれぞれのリズムを持っています。(本人が意識しているかどうかは別にして)
タッ、タ、ターンかもしれないし
カッッ、カッ、カかもしれない
でも全て最後に踏み切り板から助走スピードを殺すことなく、効率よく30度前後の上昇力を得るための補助動作であることを忘れてはいけません。
踏み切り板から得る上昇力というのは、踏み切り板に加えた力の反作用です。
踏み切り足が接地したときに与える前方向下向きの力
(つっぱれとか、突き刺せと表現されることが多いでしょうか。ひっかくというイメージもあります)
そして接地中に反対足を振り上げる際に押す力(するどく振り上げればそれだけ押す力は強くなる、したがって反作用も大きくなる)
結局得られる上昇力ってこの反作用なんです。
後はこれだけの動作を如何に瞬時に行うか
(力を受けるのは踏み切り足が接地している間、接地時間が長ければ腰砕けの状態になり、抜けた跳躍になります)
人によっては、踏み切り足は踏み切り板に置くだけで、振り上げを重視する人もいるくらいです。
でもこれも全て踏み切り動作のイメージであって、効率よく反発力を得るための人それぞれの工夫(リズム)です。
踏み切り前の数歩はそのための準備だということです。
それを無意識に行えるようにするためにリズムを利用する。
自分に合うリズムを見つける。これは理屈ではないと思います。
また理屈で動いているうちは”まだまだ”自分のものになっていないということだと思います。
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コメント
今回、相談があります。
僕は中学2年の男子です。
僕たちが作った陸上部は、できたばかりなので
先生もいなければ、練習の方法も
基本的なことしかできていません。
ぜひ、幅跳びの練習の仕方を教えてください。
投稿: タヌキ | 2007年9月 2日 (日) 16時31分
>>タヌキさんへ
文面で伝えられるのは限りがあるのですが、
中学2年ということですから
今は走力を向上させることから初めてはどうでしょう。
走りのイメージも重要です。
伝えにくいのですが、脚は伸ばして振り下ろして
地面をひっかくように、蹴ったらすぐ引き上げて
伸ばして振り下ろす
状態はやや前傾で腰に体重を載せて
こんな感じのイメージを身体が自然に動くまで
繰り返します。
毎日動きをイメージしながら軽い100m走5本
速い動き(80%ぐらい?)の150m走5本(コーナ走でリラックスして、後半直線はイメージを忘れず流し気味で)
これを毎日続ければ
来年の春には11秒台で走れるでしょう。
池田さんはさらに押す感じを加えているようですが
それはもっと後からでいいと思います。
後は踏み切り練習
3歩助走、5歩助走、7歩助走という感じで助走距離を延ばしつつ1日10本ぐらい、跳躍イメージをつくってはどうでしょう。
最初の3歩は普通に歩いて5歩ぐらいの距離だと思いました(20年以上前のことで記憶が?)
後は大また歩き3歩の距離が2歩ぐらいの長さだったかな
ふみきりは、つっぱる、つきさす、ひっかく
いろいろやってみて自分のイメージにあう感じをつかむしかないです。
できれば踏み切ったら伸び上がって、足を交差させた状態で(シザースを入れて)落下
投稿: 全充 | 2007年9月 2日 (日) 19時50分